iPhoneのAppleCare+って本当に必要?加入の判断基準とコスパを検証

iPhoneを購入するとき、「AppleCare+に入るべきかどうか」で悩んだことはありませんか?

月額1,000円以上の保険料を払ってまで加入する価値があるのか、それとも不要なのか、判断に困りますよね!

わたしも実際にiPhoneを買うたびに迷ってしまいます。

そこで今回は、AppleCare+の料金や修理費用の違い、本当に必要なのかどうかを詳しく調べてみました!

 

AppleCare+って結局何なの?

AppleCare+は、Appleが提供するiPhone専用の有料保証サービスです。

通常のiPhoneには購入後1年間のハードウェア限定保証がついていますが、AppleCare+に加入することで保証期間を2年間に延長し、さらに手厚い補償を受けられるようになります。

AppleCare+の主な保証内容は、過失や事故による損傷の修理、無償のバッテリー交換、優先的なテクニカルサポートです

普通の保証では対象外となる「うっかり落として画面を割ってしまった」「水に濡らして故障した」といったトラブルも、AppleCare+なら割安の料金で修理してもらえるんです。

さらに、「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」に加入すれば、iPhoneを盗まれたり紛失したりした場合にも補償を受けられます。

ネット上では「AppleCare+に入っておけば安心だった」という声がある一方で、「結局使わずに終わった」という意見も目立ちます。

実際のところ、本当に必要なのかどうかは使い方次第といえそうです。

AppleCare+の料金はどのくらいかかるの?

AppleCare+の料金は、iPhoneの機種によって異なります。

月額プランと2年間の一括プランから選択でき、一括プランの方がお得な設定になっています。

💡最新のiPhone 16シリーズの料金

2025年現在のAppleCare+料金(税込)は以下のとおりです:

・iPhone 16e:月額980円(一括19,800円)

・iPhone 16:月額1,180円(一括23,800円)

・iPhone 16 Plus:月額1,380円(一括28,800円)

・iPhone 16 Pro/Pro Max:月額1,580円(一括31,800円)

盗難・紛失プランに加入する場合は、さらに月額160円、一括では3,000円が上乗せされます。

最上位のiPhone 16 Pro Maxで盗難・紛失プランに加入すると、月額1,740円、一括では34,800円にもなります

2年間で考えると、iPhone 16でも約28,000円、iPhone 16 Pro Maxなら約41,000円の出費になる計算です。

これだけの金額があれば、新しいiPhoneの頭金にもできそうな額ですよね。

一方で「月額1,000円ちょっとなら、コーヒー代を我慢すれば払える」と感じる人も多いようです。

保険という性格上、絶対額よりも「安心を買う」という考え方がポイントになりそうです。

修理費用はAppleCare+ありとなしでどれくらい違うの?

AppleCare+に加入している場合と未加入の場合では、修理費用に大きな差が生まれます。

💡AppleCare+加入時の修理料金

AppleCare+に加入していれば、どの機種でも以下の統一料金で修理してもらえます:

・画面の修理:3,700円

・その他の修理:12,900円

・バッテリー交換:無料(最大容量が80%未満の場合)

💡AppleCare+未加入時の修理料金

一方、AppleCare+に加入していない場合の修理料金は、機種によって大きく異なります。

iPhone 16シリーズの例:

・iPhone 16の画面修理:42,800円

・iPhone 16 Pro Maxのその他損傷:123,800円

・バッテリー交換:15,800円〜19,400円

AppleCare+未加入だと、画面修理だけで4万円以上、その他の修理では10万円を超えることも珍しくありません

例えば、iPhone 16の画面を割ってしまった場合、AppleCare+加入なら3,700円、未加入なら42,800円と、実に11倍以上の差が生まれます。

これほど差があると、「保険に入っておけばよかった」と後悔する人が多いのも理解できますよね。

ただし「iPhone を丁寧に扱うから故障しない」「画面保護フィルムとケースで十分」という声もあります。

実際に、何年もiPhoneを使っていて一度も修理に出したことがない人も少なくないようです。

AppleCare+が必要な人と不要な人の特徴

AppleCare+への加入を検討する際は、自分の使い方や生活スタイルに合っているかどうかが重要なポイントになります。

AppleCare+に入るべき人の特徴

・iPhoneをよく落としてしまう人

・仕事でiPhoneを頻繁に使う人

・海外出張や旅行が多い人

・Apple製品を長期間使いたい人

・万が一のトラブルで業務に支障が出ると困る人

特に、iPhoneを3年以上使い続ける予定の人にとっては、バッテリー交換が無料になるメリットが大きいといえます。

AppleCare+に加入していると、優先的なサポートを受けられるため、トラブル時の解決が早いのも大きな魅力です

AppleCare+が不要かもしれない人の特徴

・iPhoneを丁寧に扱う自信がある人

・2年以内に機種変更する予定の人

・他の保険やキャリアの保証サービスに加入している人

・修理費用を自己負担できる経済的余裕がある人

・スマホの使用頻度がそれほど高くない人

「AppleCare+の料金を貯金して、壊れたら修理代に充てる」という考え方も一理あります。

月額1,500円を2年間貯めれば36,000円になり、軽度な修理なら十分対応できる金額になりますからね。

ネット上では「AppleCare+に入らずにケースと保護フィルムにお金をかける方が現実的」という意見も見かけます。

実際に、高品質な保護アクセサリーを使えば、故障リスクをかなり下げることは可能です。

AppleCare+の加入方法と解約について

AppleCare+への加入を決めた場合、いくつかの方法で手続きできます。

🔧AppleCare+の加入手順

1. iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」の順にタップ

2. 「AppleCare+ 保証が利用可能です」を選択

3. 希望するプランを選択

4. Apple IDでサインイン

5. 支払い情報を入力して完了

iPhone本体から直接申し込むのが最も簡単で、シリアル番号の入力やデバイステストも省略されます。

その他、Apple公式サイト、Apple Store、電話でも加入手続きが可能です。

ただし、AppleCare+に加入できるのは、iPhoneを購入してから30日以内に限られています

期限を過ぎてしまうと加入できなくなるため、購入後早めに判断する必要があります。

💡解約と返金について

AppleCare+は途中で解約することも可能で、条件によっては返金も受けられます:

・購入後30日以内の解約:全額返金(利用したサービス分は差し引き)

・購入後31日以降の解約:日割り計算で返金(利用したサービス分と10%の解約料を差し引き)

解約手続きは電話で行い、契約番号とデバイスのシリアル番号が必要になります。

ただし、一度解約すると再契約は基本的に不可能なので、慎重に判断しましょう。

「機種変更するときに解約したら、思ったより返金額が少なかった」という声もあります。

解約のタイミングや利用状況によって返金額が変わるため、事前に確認しておくと安心です。

結局AppleCare+は入るべき?

AppleCare+への加入について調べた結果、「絶対に必要」とも「絶対に不要」とも断言できないのが正直なところです。

重要なのは、自分のライフスタイルや価値観に合っているかどうかを冷静に判断することです

月額1,000円以上の出費を「安心料」として納得できるなら加入する価値はありますし、「そのお金を貯金に回したい」と考えるなら無理に加入する必要はありません。

ただし、iPhoneの修理費用は確実に高額化しており、特に最新機種では10万円を超える修理代になることも珍しくありません。

万が一のことを考えると、AppleCare+の保険としての価値は決して低くないといえるでしょう。

最終的には、30日間の加入期限内にじっくり考えて、自分にとって最適な選択をすることが大切ですね!